ごみと猫と烏

カラスや野良猫は各家庭から出されたごみを食料としている。
だから、生ゴミの日のごみ置き場は悲惨な状態になっていた。
悲しいかな、そのゴミ置き場が我が家の塀だった。

そんな状態から解放されるときが来た。
ゴミの戸別回収が始まったのだ。
これで、我が家の塀が悲惨な状態になることからは、解放された。
猫やカラスもいつもの場所にゴミがなくなったため、その数を減らしていった・・・・・。

はずだった。

しかし、奴らは賢かった。
戸別回収になったことで、逆に奴らには食料があふれているような状態になってしまったのだ。
各家庭で、ネットやかごでごみをかこって出している。しかし、猫は数匹でまとまってかごやネットを動かし、食料にありついているのだ。

先日、かわいい子猫のことを書いた。
しかし、その後あちらこちらで子猫を見かけるようになってきたのだ。
いままで、十分な食料がなく、子猫を産むことができなかったのだ、栄養が十分にいきわたるようになり、子供を産めるようになってしまったのだろう。


ゴミの戸別回収により、ゴミの総量が10%削減された。そして、リサイクルゴミが30%増えたそうだ。戸別回収そのものに、意義はある。しかし、このままの状態ではこの近辺に猫と烏があふれてしまうのではないだろうか。

はたして、人間は猫・烏連合との戦いに勝てるのだろうか・・・。