勝手に試乗レポート ホンダ シビック

百花

またしても、勝手に試乗レポートです。
シビックといえば、かつてのホンダの一番の売れ筋、基幹商品でした。コンパクトなボディーにスポーティーなテイストのいかにもホンダらしい車でした。それが、先代のシビックから今ひとつ魅力のない車になっていました。それが、今回フルモデルチェンジということで、おおいに期待をしておりました。
シビックはこのモデルチェンジで1.8Lとハイブリッドの2種類を出してきました。(ハイブリッドはまだ発売されていません)
試乗したのは当然1.8LのGL、AT車でした。試乗した時間も5分ほどと大変短い時間なので、全てを語ることは難しいと思います。
簡単にいいます。普通の車です。特別スポーティーに仕上げているわけでもなく、特別ラグジュアリーなわけでもなく、特別チープなわけでもなく。
Powe of Dreamを謳うホンダの車としては物足りなさを感じる車でした。

出来としては決して悪くないんですよ。普段乗っているのが、ちょっとくせがあるけど運転が楽しいと思えるプジョーであるだけに、全てにおいて70点の自動車って言うのがどこか物足りなさを感じさせるのでしょうか。

最大の難点といえば、3ナンバーサイズに大型化してしまったこと。エンジンの排気量以外ほとんどアコードと同じ。価格も2.0Lのアコードとは10万円くらいしか差がありません。シビックの位置付けがよくわからなくなっています。世界戦略のなかでは重要なのでしょうが、日本で爆発的に売れる自動車とはならないでしょう。