間違いだらけのクルマ選び

最終版 間違いだらけのクルマ選び
徳大寺有恒著、「間違いだらけのクルマ選び」がこの冬の号をもって終わるらしい。
特段好きなモータージャーナリストであったわけではない。
何よりも、この本が1976年から30年も続いていたと言うことが驚きである。トータルの発行部数は100万部は超えている。(2000年時点で104万部と言う数字をみつけました)

この本の売りは、辛口の批評でした。
少し読めばわかりますが、この人はとことんミニバンが嫌いです。さらに、スライドドアーも大嫌いです。
ランチャのイプシロンのよな渋いクルマが好きで、トヨタのクルマはそれほど好きではありません。ホンダのクルマは結構すきですが、デザインが嫌いです。
ってな具合に2〜3冊読むと、この人の考え方が分かってきます。

徳大寺さんも今年で67歳。

30年といういい引き際ではないでしょうか。


そういう解釈の一方で、今の出版不況と言う理由も考えられます。これだけ続く本だと、ギャラもそれなりになってきます。出版社がそのギャラをペイするだけ本が売れなくなってきたのでは・・・。

最後の1冊となります。記念に購入しておこうかしら。