仔犬はどこから?

ペットショップへ行って、かわいい子犬を見て、思わず欲しくなって買って帰る。
日本では、そんなことが当たり前になっている。
でも、考えてみてほしい。
ペットショップで売られている犬は、わすか生後30日ほど。まだまだ親犬の愛情を受けていたい赤ん坊だ。そんな仔犬が、小さなケージに入れられて過ごすのだ。愛情など感じられない空間で。長い犬だと、そんな空間で2ヶ月に及ぶ期間を過ごしている。
悲劇は、まだある。仔犬は、かわいい。しかし犬種ごとの特徴を知らないと、とんでもないことになる。実は牧羊犬だったりして、飼いやすい犬とは言えいのもいる。そうすると、飼い主の愛情も受けられないまま、一生を終えてしまう。

わが家の柴犬、百花(モカ
生後50日まで親元ですごした。そして、飛行機に一人で乗ってきて、我が家へとやってきた。だから、愛情が途切れたことが無い。

さて、先日の『仔犬を助けてという話』
全ての人が、ブリーダーから直接犬を購入すれば、あんな話は出てこないだろう。
犬にも洋服などと同じように流行がある。それに伴い、洋服などと同じように『見込み生産』が行われる。当然、売れ残りが出て来る。そんな犬はどうなる?
それが、たまに出て来る『売れ残りの仔犬』だったりするのではなかろうか。

ぼくは、犬が大好きである。でも、自分が幸せにできる犬の数は一度に1匹が限度だ。多くの犬が幸せな一生を送れるように・・・。