映画南極物語

いよいよ18日より映画、南極物語が公開される。犬の映画は押さえておかねば。しかし、いつもの東宝シネマ府中は日本語吹替え版しかやっていない。

さて、この映画で思うことが二つほど。
オリジナル版南極物語。あのころの荻野目慶子はかわいかった。それからおよそ20年。なぜ今ごろリメーク?しかもディズニーで?
そんな疑問が吹き出てくる。
確実な数字を稼げる映画をつくるためには、リメークに頼らざるを得ないいまのハリウッド映画の実情が垣間見られる。
1本の映画を作るのに、お金がかかりすぎるのだろう。そうなると、冒険はできないということなのだろう。
ただ、大当たりする映画というのは、事前の評価が低かったりする。そんな、大ばけするような映画はもうハリウッドでは作られないのだろうか。


さて、もうひとつ
昭和33年当時、犬を南極の基地に残してきたことを世界は非難したのです。かわいそうじゃないかと。
「なぜ、彼らが苦しまないように殺処分してこなかったのか」
欧米人は、犬を自らの完全な支配下に置こうと考えている。だから、犬の生死も主人である自らの意思で決める、と考えていた。だから、犬が苦しむような生きたまた放置してくると言う方法を非難したのである。
そういう発想をする国の人が作った南極物語。はたして、どのように犬を描いているのだろうか。
それを見るのがちょっと楽しみである。

ちなみに、ぼくはその当時また生まれていませんよ。