勝手に試乗レポート MAZDA MPV DISI turbo

久しぶりの勝手に試乗レポートです。
今回行って来たのはマツダのお店です。今まで、マツダには特別惹かれるクルマはありませんでした。MPVもしきりに「スポーツカーの発想で、ミニバンを変える。Driver's MPV」と謳っておりましたが、それほど気にしていませんでした。
ところが、MAZDAがミニバンにはじめてターボをつけたって言うじゃないですか。こりゃ乗ってみなければ、ってなわけで行ってきました。

試乗したコースは、近所のディーラーが必ず使っているいつものコース。時間にして5分少々のものでした。

正直、びっくり。
加速が違います。トルクが35.7kg-m/2500rpmと低めの回転数で最高値をたたき出しています。35.7って、むちゃくちゃすごいですよ。アクセルをべた踏みすると、グォーっと後から押されている感じがします。1,800kgという車重を忘れさせるほどの加速感でした。
サスペンションはやや硬めながら、ごつごつした感じはなく心地のよいものでした。で、ミニバンにありがちな、カーブでのロール。RX-8のそれにはかないませんが、普通のセダンには決して劣るものではありません。

価格も税込み280万円。乗り出し価格320万円ほど。
ライバルとなるのはオデッセイのアブソリュート。価格的にはほぼ同額かオデッセイがやや安いでしょう。「走る喜び」を提供してくれるMPVに軍配があがるかもしれません。

ちなみに、わが家の車庫。車高が160センチを超えるクルマは入りません。オデッセイが155センチ、MPVが168センチ。そんな理由でミニバンを買うとしたらオデッセイしか無理です。