キーホルダーを買いに・・・。その3 完結編

その日はとりあえずブルーライオンを後にした。その足で中古車買取店でミニクーパーの買取価格を見てもらった。ブルーライオンで提示された金額の半額だった。
帰宅後、ネット徘徊してSWの情報を集めてみた。フランス車なんて自分のカテゴリーに全く入っていなかった。今までに味わったことのない感触の車だった。それだけに、なかなか受け入れられなかった。だが、嫁の気持ちは固まっていた。
3日後、BLの営業さんからミニクーパーの下取を5万円上げるという連絡が入った。決まった。
翌週の土曜日、銀行印を持ってブルーライオンに向かう自分がいた。

キーホルダーを買いに行ったわずか1週間後には契約を済ませていたのだ。間違いなくキーホルダーを買いに行ったはずなのに・・・。

嫁はライオンマークのキーホルダーをブルーライオンからプレゼントされた。目的は達成した?