初体験

日曜日のことを今頃書いています。

日曜日のこと。
この日は、午後から出かけることになっていた。


ぼくには東京芸術大学を卒業した従兄弟がいる。
今年で卒業して10年が経つ。
親戚のひいき目ではなく、歌はうまいと思う。
だから、自分たちの結婚式の時も、とりをとってもらったくらいだ。主賓の方には「ご祝儀で払った分のもとをとれた」と言っていただけたほどだった。

その、いとこ。
はじめてのメジャーなミュージカルの舞台に立つことになったのだ。
これは、見に行かないわけにいくまい。
ということで、日曜日にミュージカルを初体験してきた。

ミュージカルが初体験なので、あの劇をどのように評価すればいいのかはいま一つわからない。
「なんでこのタイミングで歌いだすの?」みたいな違和感は最後までぬぐい切れなかった。

で、いとこの役どころ。
セリフはない。
でも、誇りをもって舞台に立っているようだった。

さて、帰宅後に聞いた話。
どうやら、チケット販売のノルマがあるらしい。それも、150枚。
まだまだ苦労を重ねるのだな。